考えることが山積みです。
やばい。
うつ周期そろそろめぐってくるかも。
とか、
そういうふうに言葉にして
認めてしまうから
弱さに負けるのかもしれない。
逆に、
そういうふうにして言葉にして
認めてしまうことで
弱さに勝てるのかもしれない。
そんなこと、
知らない。
そんな重要ぢゃないいろいろなことを
日々考える。
いや、
やっぱり重要なのかもしれない。
難しいことはわからない。
この間、
日曜日、
うちの教会の宣教師の奥さんと喋った。ちょっとだけ。
もともと日本に住んでた人で、
超バイリンガル。
どっちの発音もほぼ完璧だと思う。そういう人。
すごく頭のいい人。
料理も上手で、
パワフルで、
あたしは格好良いなって思う。
今は彼女みたいなバイリンガルにはなれないことは知ってるけど、
ちっちゃいときは、
彼女みたいなバイリンガルになりたかった。
でも
彼女は頭が良くて、ちょっと厳しい。
いや、たぶん、かなり。
それでね、
なに考えてるのか、ぜんぜん読めないの。彼女。
少なくともsuiには。
その彼女が、その日、
教会でクリスマスのちらしを発送するための作業をするとき、
あたしはほんの15分くらいしかいなかったのだけど、
隣に座って、
それで、
ちょっと会話をした。
一時期
彼女から英語を習っていたこともあるし、
彼女がリーダーのときOBCのキャンプで奉仕をさせてもらったこともあって、
あたしにとって、
一種の師匠的存在の彼女。
その彼女が、
唐突にあたしにいったこと、
「他人を使うってことは難しいのよ」
それが
あたしが普段やってることに対する批判なのか、
その場の発送作業の首尾を批判しているのか、
ただ、気まぐれに会話を始めたのか分からなかった。
他人を使うってことをするためには、
事前に使う側が、計画をして、
使われる人がきたら、なにをしてもらったらいいのか明確にして、
その人が円滑に作業ができるように準備することが大切だといわれた。
それは、
私が高校生のとき
本当に深く感じたことだった。
はっきり言って、
人を使うときの心得について、
あたしなりに考えた自信があった。
彼女のそのとき言っていたことは、それにぴったり合致した。
彼女は
昔友人の引越しの手伝いに呼ばれたがそのときに
その友人の人を使う首尾が悪かったことを
具体例として話した。
あたしは作業開始から15分位したら
教会をでて、バイトに向かわなければならなかったから、
重い議論はできそうになかった。
そのはなしがでたとき、
残り時間は僅かだった。
なにより、
彼女と対等に議論ができるほど、
自分の思想とか言葉とかに自信がなかった。
何を言っても負ける、と思った。
彼女が言っていたことは、
あたしが思っていたことと重なっていたけど、
重なっているということは、
まったく反対というわけで、
そのずれを指摘し主張する力は、ないと思った。
難しすぎると、諦めた。
時間のないのを自分への理由に、
重いことはいえなくなった。
「この発送作業の場は(人を使う首尾という点で)どうですか?」
と訊いた。
彼女は、
「これはとてもいいわよ」と答えた。
彼女の中には、
白と黒がはっきりあるのだろうか。
あたしは
彼女のグレイな意見を聞きたくて、
「でも、人を使うために準備することって、とっても大変ですよね」
とお茶を濁した。
彼女は、
「そりゃそうよ」
といった。
あたしは、
さらに、
「人を使うための準備に労力をさくよりは、
自分でやったほうが早いってことって結構多いですよね」
とお茶を濁した。
でも、本心ぢゃないわけぢゃない。
彼女は、
「でも引越しの作業なんかはひとりぢゃできないでしょ」
ぴしゃりといった(ように聞こえた)。
そりゃそうなのだ。
ひとりぢゃできないことが多いのだ。
でも、
多分あたしは共感して欲しかった。
「そうよね、でも引越しの作業なんかは」
っていう、
少しでも優しい言葉が欲しかった。
最近、
これで失敗している気がする。
彼女とは違ったタイプではあるけれど、
バイト先のあたしがちょっと苦手な女の子だってそうだ。
その子も、
他愛のないことをあたしがいうと
「そんなわけないぢゃん」みたいな対応する。
でも
自分は冗談を言わないわけでもなく……
つまりはあたしの対人能力が低いんだ。
さっき、彼女の考えてることが、あたしには読めないと上に書いたのは、
そういうこと。
彼女は、
頭が良い。
彼女の哲学を持っている。
彼女にはね、
きっと、
白と黒に分けられる事柄が、
いっぱいあると思う。
それは、
彼女が頭がいいことに加え、
彼女が様々なことについてしっかり考える人であるから。
でも、
彼女のきめたいいこと悪いことについて、
わたしは
彼女ならこのことをいいというだろう、
悪いというだろう、という予測が全然つかない。
だから、
彼女と話すのは怖い。
なんなんだろう。
あたしは、
彼女の意見に合わせようと思ってるのかな。
自分の意見がないのかな。
弱いのかな。
流されやすいのかな。
そういうつもりは、なかったんだけど。
言い訳をするなれば、
なんといったらいいだろう。
ありそうで、なかなか決定的なものは見つからないの。
結局あたしは
彼女にも、
そのバイト先の子にも、
「そうだよね」って同意を求めるだけの
愚鈍な生物なんだろうか。
そう。
そういう人と喋るとね、
自分が馬鹿にされてるような気になるの。
で、
自分が馬鹿にされてるような気になるってそのことももちろんだけどね、
そんなことを
気にかけて凹んだりする
自分がいやになるみたいなの。
あ。
いま、あたし、
核心をついたかもしれない。
今まで言葉に出来なかったことが、
パソコンに向かってたら、言葉になった。
キーボードを打ちながら、
ドラマみたいにぼたぼた涙がおちた。
これを読んでる人には見えないのは知ってるけど、
本当に。
あたしが
どっちでもいいんぢゃないのっていうことがらについて、
彼女は、
しっかりと理論立てた説明のつく、自論をもっているらしい。
だってこうでしょ。
って強い口調で説明されると
それもそうだって思う。
その日、
人を使うことについて、
彼女が何で急に話し出したのか、
少なくとも、その場の発送作業は問題でなかったとしたら、
彼女はなにかあたしにいいたかったんだろうか。
あたしにはわからない。
あたしには訊けなかった。
批判されたんだろうか。
あたしは自分の意見さえ言えなかった。
アメリカ人的考え
日本人的考え
自分の意見
弁論の強さ
いみわかんない。
本当の意味で頭のいい人にはなりたい。
でも、気難しい人にはなりたくない。
なんてはっきりかいたら、
彼女への批判ととられるかしら?
彼女は、好きだよ。
怖いけど、好きだし、尊敬してるよ。
こうやって
考えさせられるのも良い経験。
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